お金は使えば使うほど無くなってしまう、だから将来のためにしっかり貯金しておかなければならない、そう考えている人も多いかと思います。そのため最近では、お金が貯まる方法に関する本がベストセラーになることも珍しくありません。
自分が稼いだお金は自分のものだという思い込みから、お金は使えばなくなるもの、奪い合うのが当たり前だと思ってしまっています。お金とはそもそも何でしょう。1円玉、100円玉、1万円紙幣のことをお金と呼ぶのでしょうか。
最近では、給料明細、銀行預金はデータとして管理され、リアルマネーではなくカード支払い、電子マネー決済が当たり前になり、お金の形は技術の進歩と共に抽象化しています。ですがやはり、お金は物質だと捉えている人がほとんどです。
お金そのものに価値があるという思い込みのせいで、お金に振り回される人生から抜け出せないでいるのが現状です。紙幣や硬貨そのものに力があるのではなく、それを得て何に使うか、使った後、手にした後の自分の気持ちや感情、経験や体験そのものに価値があるのだと気づかなければ、悪循環からは抜け出せないでしょう。
お金に限りはないと知っている人たちは、お金は自分を幸せにしてくれるツールだと信じています。ですから、使えば使うほど幸せになり、幸せはお金を呼び、限りはないという好循環の中にいることが出来るのです。
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