マインドフルネス瞑想では湧いてきた思考に対して、良い悪いと判定しないことが大切です。良い悪いにかかわらず、これはこうだというような思い込みや決めつけも手放してしまいましょう。人は見えるもの、聞こえる音など入ってくる情報すべてに対して、レッテルを張っています。好き嫌い、きれい汚い、メリットのあるなしなどを無意識のうちに判断して、理解しているのです。
瞑想をおこなっていくうえで、ジャッジしないということは、目に見えるものや、世の中を自分の価値観というフィルターを通して物事を理解しているにすぎないという気づきを得ることが出来るようになります。ジャッジしないという練習は、今までこうだと決めつけていた物事やこれが当たり前だという思い込みに対して、新たな発見や新たな価値を見出すことが出来るようになったり、対人関係の向上につながっていきます。
瞑想中に湧いてきた思考に対して、ジャッジしている自分に気づいたら、それに対しても良い悪いと判断しないようにしましょう。ただ「ジャッジしているんだなあ」という思考に気づき観察するようにしましょう。このように評価や判断を手放してしまうことで、自分を含め、許容力も養うことが出来るようになります。
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