成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年8月21日月曜日

怒りは捉え方を変えればコントロールできる|怒りや衝動に効果的な瞑想法


怒りや衝動はとても厄介な感情です。抑え込もうとすれば、さらに湧いてきますし、今日は怒らずにいようと思うときほど、苛立たせる人や状況に遭遇するものです。さらに厄介なことは、怒ってしまったという罪悪感から自分を責めてしまったり、逆に自分は悪くないと正当化したり、怒ってしまった出来事にいつまでも囚われてしまうことです。そんなときに効果的な怒りのマネジメント、コントロールを身に付ける瞑想法をご紹介したいと思います。


あなたを怒らせたのは相手ではなくあなた自身


言った通りにできない部下につい怒鳴ってしまった、子供がいくら言ってもいうことを聞いてくれないから、いつも叱ってしまう、上司が自分を認めてくれないなど怒りや苛立ちは様々ですが、怒りが湧くのはいずれも相手をコントロールできない、相手を自分の枠組みで考えようとすることで、湧き上がってくるものです。

確かにあなたの言っていることは正しいでしょう。ですが、相手の思考はあなたのものではなく、コントロールなどできないのです。逆に相手もあなたをコントロールすることは出来ません。怒りは間違いなくあなたの中から湧いた感情です。かといって怒りを抑えなさいというわけではありません。捉え方を変え、怒りをコントロールし、マネジメントする術を身に付けていきましょう。


怒りや衝動が湧いてきたときの瞑想法


1.怒っている自分に気づく

怒りがこみあげている自分に気づきましょうと言われても、そんな急に対応するのは難しいでしょう。ですので、どうしても許せなかった、怒りが湧いてきて自分を抑えるのが難しかったような過去の経験をあえて思い出し、怒りの感情に浸ってみたのち、怒っている自分に気づくという練習をしてみましょう。ふと我に返るという感覚を意図的に行っていきます。

2.怒っている自分を受け入れる

怒っているという事実に気づき、ただ受け入れます。怒りの制御や衝動的な欲求の抑制となると、感情を抑えるようなイメージを持ちがちですが、それは反発を生む発想です。ですので、怒りや衝動はまず、受け入れ、受け流すという感覚が大切です。「良い悪い」という判断をせず、ただ起こっている状況を眺めることで、怒りという感情と自分(意識)を同一化しないようにします。

3.自分の体の変化に注目する

怒りが湧いてきたことで、起きた体の変化に注目しましょう。動悸や脈拍の速さ、体温の変化や呼吸の荒さ、体の緊張や筋肉の力みなどを感じるようにします。このときもやはり、落ち着かなければなどといった判断は持たないようにし、ただ体の変化に注目し、観察するようにします。

4.思考や感情と距離を置く

一通りプロセスを踏めば、怒りは沈静に向かい始めます。さらに、自分(意識)と思考や感情に距離を置くことで、客観的な視点で怒りや衝動を捉えることが出来ます。自分そのものが起こったり、衝動に駆られているわけではないという、楽観的で他人事のような視点で傍観してみましょう。

Point:
自分の顔を鏡で見たり、怒っているときの感情を紙に書き出してみるのもおススメです。ここまでくれば、改めてなぜ怒ったのかと、理由について考えてみたり、検証したり、怒った状況と向き合うことも冷静にできるのではないでしょうか。


まとめ~コントロールできるのは自分の感情と思考だけという気づきが大切~


怒りという感情はとくに、ゆとりのなさや、こうでなければならないという決めつけを他人にも求め、相手が自分と同じように出来ないことから生じやすいものです。「なんで言ったとおりにできないんだ」「自分が正しいに決まっているのに」など、こういった価値観や思い込みは一度捨ててみてはいかがでしょうか。

もちろんあなたが間違っているわけではありませんし、価値観や思い込みも人生で経験したことで培われてきた大切なものです。ですが、相手の価値観や思い込みもまた、経験によって培われてきたものなのです。そもそも人は人をコントロールすることは出来ないという気づきを得ることが大切です。






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