マインドフルネス瞑想を実践していくと本当の自分(意識)と思考や感情は別だということに気づくことが出来ます。ネガティブな思考や感情は自分そのものではないと気づくことが出来ると、一時の感情に流されることなく、常に冷静で落ち着いた状態でいられるようになります。
計画を立てているとき、わくわくした気分でやる気に満ちているのに、いざ行動に移そうとすると、やる気が出なかったり、明日からでいいかなど面倒になったり、同じ人間とは思えないくらいの落差に気づくことはないでしょうか。実はやる気のあるときないとき、よろこんでいるとき、不安を感じているときのあなたは、本当のあなたではありません。
本来思考や感情は五感で感じた情報、過去の体験、未来への期待や不安に対して起こった反応であり、あなたの意識とは別です。ですが、意識を自覚することは出来ないため、思考や感情を自分だと認識しているのです。これは、思考の自動操縦が起こっているようなもので、意識がそれに気づかずコントロールを手放してしまっているのです。マインドフルネス瞑想を実践していくなかで、気づく力を高めていけば、客観的な視点で思考や感情を観察できるようになり、意図的に思考や感情をコントロール出来るようになります。
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