成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年10月28日土曜日

習慣化できないのは変化に気づいていなだけ|潜在意識を書き換える方法は


目標を決めてプランを計画しても3日坊主で終わってしまう、計画を立てるときは熱意にあふれているのに行動できない。思い当たる方は多いのではないでしょうか。実行に移せない、すぐ挫折してしまうのは、一度に多くを変えようとしてしまうからではないでしょうか。スモールステップという習慣を変える方法もあるのですが、それでも気づいたらやめているということがあると思います。そこでこんな風に考えてみてはいかがでしょうか。


一つの習慣で変わったことを探してみる


習慣にするのは一つだけで、生活の中でほかに変わったことは何かを思い返してみるという方法です。スモールステップはもちろん効果的です。少しずつ目標を上げていくわけですが、習慣化にしか着目していません。そこでスモールステップと合わせてほかに変わったことを探してみましょう。

例えば、早起きの習慣化で、起きる時間や目覚めだけに着目するのではなく「今まで遅くまで起きていた時間に眠くなっている」「寝る前にスマホを触ることにそれほど興味が無くなった」など、習慣化したことで、やらなくなったことは何かと考えてみましょう。また逆に朝余裕が出来たことで、瞑想やランニングを取り入れてみようなど気分の変化にも注目してみましょう。


潜在意識は大きな変化に猛反発する


一度に多くを変えようとすると、潜在意識は猛反発しますが、一つだけを変えれば、自然にシフトしていくことが出来るのです。潜在意識が最優先することはあなたが安全であるということです。潜在意識にとって安全とは変化のない日常で、健康かどうか、良いか悪いかなどは判断しません。

つまり不健康でもあなたがいつも行っていることは潜在意識にとっては安全なのです。だから改善しようとしても変われないのは、潜在意識が変化を拒んでいるということです。つまり一度に多くを変えよとすればするほど、反発も大きくなるということです。スモールステップで反発を小さくしながら、ほかの変化に気づくことが、あなたにとっての報酬になり、生活全体の改善につながるということです。


習慣が習慣を生む


潜在意識をポジティブに変えるためにアファメーション(自己肯定宣言)という方法が効果的であるとされていますが、言い聞かせるだけで起こる変化など微々たるものですし、考え方だけです。考え方が変わることも十分な変化なのですが、やはり、行動が伴ってこそ自己を肯定することです。

そんな行動ややってみようという心の変化は一つの習慣化から生まれます。ダラダラ過ごしていた生活を活動的に変え、自分の部屋を客観的に見れたなら、余計なものが多すぎることに気づいて断捨離が出来るかもしれません。逆に断捨離してみたことでスッキリし、部屋でやることもないので運動が習慣になるかもしれません。こんな風に一つの習慣、変化が別の変化を生んでいくわけです。

まとめ~一つの習慣化は波紋のように広がる~


一つの習慣で変わったことはきっと探せばいくつも見つかるはずです。やらなくなった悪習慣や、やってみようと思えるようになったこと、身体的な快調など一つの変化が、波紋のように広がっていくのが本当の潜在意識の書き換えと呼べるのではないでしょうか。

また、いくつも見つかる変化という気づきは、報酬となり習慣化を強化してくれます。さらに、気づかないレベルでのポジティブな心の変化が、うわべではないアファメーションを唱え、心の奥から湧いてくる願いを引き寄せるのです。

2017年10月14日土曜日

不安を感じたら動いてみよう|運動はアファメーションに必要な自己肯定感を高める


不安のやっかいなところは、不安を取り除こうと考えれば考えるほど、目の前の不安が大きく思えてきて動けなくなることです。「なんとしないと取り返しがつかなくなる」このように考えても不安が過度になるとネガティブな結果しかイメージできなくなって結局動けなくなる、何をやっても自分はだめだと自己嫌悪に陥るという経験はないでしょうか。

こんな時の解決はアファメーションや引き寄せ、瞑想でポジティブなイメージや言葉も結構なのですが、これらの効果を最大限に発揮するなら運動が欠かせません。不安がいっぱいで動けなくなるのではなく、動かないことが不安を増大させるということです。気をそらすつもりで、まずはじっとしていないで動いてみましょう。気づかないうちに様々なメリットを手にしていることでしょう。


気をそらす


私たちは1日に6万回も思考すると言われています。ですが、マルチタスクは苦手な生き物です。結局考えようとして考えられることは一つだけなのです。ということは動かずにいて、ネガティブなことを考えないようにしても頭の中はネガティブな思考でいっぱいになるならば、身体を動かして余計なことを考えずに済むようにするのがてっとり早いということです。

研究によれば、不安障害の方にとって整理整頓や瞑想、グループで食事をするなども気晴らし効果はありますが、運動での抗不安効果はこれらよりも長続きすることが分かっています。また、当然体を動かせば、よりよい疲労感から、自然な眠りを促すことが出来ます。

不眠に悩まされたり、寝る前にネガティブな思考のループに陥ることも軽減されます。さらに、ポジティブなイメージやアファメーションを潜在意識に書き込むときは顕在意識が休み、潜在意識が優位になる眠る前が効果的とされています。


不安からくる体の症状を良いものに置き換える


不安やストレスからくる体の変化は闘争・逃走反応と呼ばれ、コルチゾールとアドレナリンの分泌によって体は状況に適応しようとします。交感神経が活発になり、心拍数、血圧の上昇や体の緊張などを引き起こします。有酸素運動を行うことでも同じように体は反応します。体の緊張と恐怖の記憶が強烈に結び付くと、同じような場面に遭遇、または想像、思い出しただけで、パニック症状が出たりします。

さらに、パニックになったらどうしようという不安から、恐怖の状況を何としてでも避けようとします。不安からくる体の反応を運動からくる同じような身体の変化に置き換えると、自分でコントロールできるものだと思えるようになります。恐怖という強烈に出来てしまったコントロールできない記憶を運動での新しい記憶に作り直すことで、不安やパニックは対処できるものだと脳に教え込んでいくということです。


まとめ~運動はアファメーションに必要な自己肯定感を高める~


運動はニューロンのつながりを増やし、より強力にします。いわば道路補強とバイパスを増やすようなものです。渋滞でもほかの道があるというのは柔軟な思考を鍛えられるということです。さらに損傷と回復のプロセスを経て、ストレス耐性は強化され、不安に対処するポジティブな心も鍛えられます。

めいっぱい動くことで、自己をコントロール出来ているのだという感覚や目に見える世界とのつながり、幸福感はより高まっていきます。めいっぱい動くからこそ、めいっぱい休むリラックスが生きてきますし、心からポジティブなイメージを描きやすくなり、瞑想やアファメーションといった引き寄せもより効果が表れやすくなるのです。