マインドフルネスはストレス低減法や健康管理法として広く知られるようになり、方法論として捉えられ、難しく考えてしまう方もおられますが、その根本は日々の中の気づきにあります。
日常生活の中で、無意識に行っている行動や習慣は当たり前すぎて気にすることなどほとんどありませんが、あえてその当たり前に目を向け、意識することが出来れば、すべてがマインドフルネスになります。
当たり前に行っている行動や習慣は実は当り前じゃないという気づきを基本として、呼吸に注意を向けたり、思考に集中する瞑想があるという認識が大切です。
生命活動を行うために酸素を体に取り入れ、血液は循環し、臓器は休むことなく動いてくれています。これを全て意識して行うのは実はすごく大変なことです。正常に働いてくれていることは素晴らしいことなのです。
食事に関しても手を使い、顎を動かし、舌で味わい、鼻で香りを嗅ぎ、目で楽しみ、体で吸収します。このように食事というのは全身を使うすごい運動なんです。
マインドフルネスとは、日々当たり前に行っていることも実はすごいことなんだという気づき、自分をはじめとするすべてのものに感謝や喜びをもたらしてくれることではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿