成功は自分の中にある

~成功は自分の中にある~
マインドフルネスは今この瞬間を生きるという私たちにとって最も理想的な生き方そのものです。瞑想や引き寄せ、成功哲学を科学的根拠と共に解説することで、スピリチュアル的なことは苦手という方も実践しやすくなっています。また、心身はつながっているという考えのもとに、食事、睡眠、運動、呼吸についても様々な健康法を紹介したいと思います。人生を好転させるキーワードは「思考が現実を作る」です。

2017年11月4日土曜日

習慣化には気づきの力が必要|気づきの力でドーパミンを増やす



運動、ダイエット、読書、新しい趣味など、今の自分を変えたいとはじめた習慣はなぜ長続きしないのでしょうか。なぜやめたいと思う習慣程やめられないのでしょうか。それは習慣と脳の報酬系と呼ばれるドーパミンが関係しています。ドーパミンと習慣の結びつきを利用してなんなくやりたいことを持続するメンタルを身に付けていきましょう。

ドーパミン過剰が依存を生む


ドーパミンは、学習、快感、記憶、やる気などを司る神経伝達物質の一つで、脳の報酬系とも呼ばれているホルモンです。脳の強化は、刺激を与え学習することで、ニューロンのつながりを強めることにあります。私たちが慣れきった日常よりも刺激を求める傾向にあるのはニューロンのつながりを強化するためにドーパミンを欲しているともいえます。

また、ドーパミンの過剰分泌は強烈な記憶として脳に刻まれ、よりニューロンのつながりを強い生ものします。不健康をもたらそうが、反社会的であろうが、悪習慣や自己破壊的な行為はより刺激的で、てっとり早く幸福感を手にできるといった記憶を作ってしまうために、やめられなくなってしまうのです。依存的な行為はそれ自体が好きだからではなくドーパミンに依存しているということです。


ドーパミンと思い込みの記憶を結び付けないために


やる気を上げるためにドーパミンを増やす食べ物などが多く紹介されていますが、あまりおすすめはできません。食べ物がスイッチになって、行動が伴っていればよいのですが、ドーパミンの過剰分泌は先述した通り、強烈な記憶を作ります。それを食べなければ、飲まなければという思考になっては、もはや依存の何物でもなく過剰摂取になってしまう原因です。

そもそもドーパミンの分泌と何々しなければという記憶は結び付いてはいけないのです。ドーパミンの過剰によって刻まれた強い記憶は、それ以外では幸福感を得られないという思い込みを作ってしまうからです。では習慣化とドーパミンを正しく結びつけるにはどうすればいいのでしょう。


気づきはドーパミンを促す


習慣化にあえて完成形と呼ぶものがあれば、無意識的有能という、意識せずにできる状態であるといえます。悪く言えば慣れきった状態です。刺激を求める脳とは矛盾しています。飽きて長続きしない原因も、悪習慣に陥ってしまうのも、この刺激のなさです。ならば、答えは一つしかありません。習慣の中に刺激を見つけることが、持続させるために大切だということです。

仕事でも趣味でも、続けていると分かりかけてきた、何となくできるようになってきたことに喜びを感じることがあると思います。また解けなかった問題が解けた時になるほどという気づきやひらめきを体験することもあるのではないでしょうか。こういった感覚こそが、脳に良い刺激をもたらし、ドーパミンを分泌し、ニューロンのつながりを強化するのです。


まとめ~習慣を持続するには気づきが大切~


習慣の中に刺激を見つけるには気づきの力「アウェアネス」を高めることが大切です。気づきの力を高める大前提として、変化しない物事など何もないという思考を持ちましょう。ほんの些細な変化にも目を向け、常に成長しているのだと認識すれば、習慣はやればやるほどおもしろいものになり、モチベーションとは関係なく、意識せずに出来ている無意識的有能なっていることでしょう。まずは、日常の中の変化に目を向けてみたり、あたりまえのことに疑問を持ち、アウェアネスを習慣にしてみても面白いのではないでしょうか。


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