感謝する対象を探し実践していく中でも、誹謗中傷を向けられることはあるかもしれません。親切心からおこなった行動にたいして、心無い態度を取られたりすることもあるかもしれません。そのようなとき、その人たちに対して感謝することは難しいと思います。
「なぜそんな嫌なことを言うのか」「なぜそんなに横柄な態度をとるのか」このようなことになぜと考えるのは時間の無駄です。彼らの思考についていくら考えても理解することは出来ません。他者をコントロールすることは出来ないし、状況をコントロールすることも出来ません。ですが、気分の良くなるものに目を向け、自分の思考をコントロールすることは出来ます。
私たちは常々、嫌なことをされたり言われたりすると、相手のせいで、こんなにも気分が悪いのだと決めつけてしまいますが、それは幻想です。怒りや悲しみは、相手の言動に対して反応し、自ら生まれてきた感情です。他者をコントロールできないのと同様に、他者があなたをコントロールすることも出来ないのです。
嫌な感情でとても感謝などできないと思っても、幸せな状況は自分の思考によってでしか引き寄せることは出来ないと自覚し、自分がいい気分になること以上に重要なことはないと言い聞かせてしまいましょう。そうすれば、また感謝する対象に目を向け、喜びの好循環へと戻っていくことが出来るでしょう。
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